よくあるご質問

■インビザラインに年齢制限ある︖適応年齢を解説︕

 

歯並びの治療は、子どもの頃にやっておいた方が良いという話をよく耳にしますよね。それはいわゆる“小児矯正”にいえることであり、一般的なマウスピース矯正には当てはまりません。ただ、マウスピース矯正のインビザラインにも年齢の低い人に向けた矯正法も開発されているため、一括りに「何歳になってからでも受けられる」とは言えないのが現実です。そこで今回は、マウスピース矯正「インビザライン」の適応年齢について、やまざき歯科医院が解説します。

 

▼標準的なインビザラインの適応年齢

 

◎始めるのは12歳くらいから？

 

標準的なインビザラインの適応年齢は、厳密に決まっているわけではありません。通常のワイヤー矯正と同様、永久歯が生えそろい、顎の骨の発育も終わりに近づいているのであれば適応可能です。一般的には12歳を過ぎる頃にはそのような状態を迎えます。ですから、マウスピース矯正「インビザライン」における適応年齢の下限は、「12歳くらい」ということができます。

 

◎年齢に上限はない

 

マウスピース矯正「インビザライン」に年齢的な上限はありません。実際に当院でも40代や50代からインビザラインを始める人は少なくありません。ただ、年齢が70歳や80歳になると、残っている歯の本数が少なくなったり、顎の骨の状態が悪くなったりすることでインビザラインが難しくなる場合もあります。それはカウンセリングや精密検査を実施してみなければわかりませんので、ご高齢の方でマウスピース矯正「インビザライン」に関心のある方は、お気軽に当院までご連絡ください。

 

▼子ども向けのインビザラインの適応年齢について

 

マウスピース矯正「インビザライン」には、子ども向けのシステムも提供されています。「インビザライン・ファースト」と呼ばれるもので、対象となる年齢は6～12歳くらいです。ただ、インビザライン・ファーストは、適応症の基準がかなり細かく、厳密には7～9歳くらいで始めるケースが多くを占めるといえます。矯正治療の適応年齢の幅としてはかなり狭くなっていますので、子ども向けマウスピース矯正のインビザライン・ファーストを検討中の方は、早めに相談を受けることをおすすすめします。

 

▼マウスピース矯正は思い立ったらすぐ相談！

 

このように、マウスピース矯正には年齢制限がありません。中高生でも40代の人でも年齢にかかわらず問題なく始められますので、思い立ったらすぐに矯正相談を受けましょう。矯正相談を受けたからといって、必ず治療を始めなければならないということはありません。矯正相談はあくまでカウンセリングであり、マウスピース矯正について詳しく知りたいという動機だけで十分です。

 

▼まとめ

 

今回は、マウスピース矯正「インビザライン」の適応年齢について、やまざき歯科医院が解説しました。矯正に関しては年齢を気にされる方が多いようで、当院でもたくさんの質問を受けます。今回の内容以外でもマウスピース矯正について知りたいことがあれば、いつでもご連絡ください。矯正を得意とする歯科医師がカウンセリングにてわかりやすくご説明します。