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【インビザライン】マウスピース矯正の効果が出るのはいつから︖
歯列矯正を始めてまず気になるのが矯正の効果が現れる時期ですよね。歯が動くのが楽しみで、毎日鏡をチェックする方も少なくないことでしょう。とくにマウスピース矯正では患者さん自身が装置の着脱を行うため、いつから治療の効果が出るのか気になるものです。そこで今回は、マウスピース矯正のインビザラインでいつから効果が出るのか詳しく解説します。
▼矯正の効果が出る時期は人によって違う?
歯列矯正は、顎の骨に埋まった歯を人為的に動かす治療であるため、毎日劇的な変化が現れることはないです。歯の移動には、顎の骨が溶けて、新しい骨が作られる「骨のリモデリング」という現象が必須であり、矯正の効果も自ずとゆっくり現れてくるものだからです。それはマウスピース矯正の効果も例外ではありません。
また、同じ歯の動きでも、それを大きな変化と捉える人もいれば、何も変わっていないように感じる人もいますので、マウスピース矯正の効果が出る時期を一概に語ることは難しいです。今回はそれを前提として、マウスピース矯正の効果が出る時期について言及します。
▼マウスピース矯正の効果を出るのは半年くらいから?
一般的な症例のマウスピース矯正では、治療開始から半年くらいで効果が出やすくなっています。10日に1回の頻度でマウスピースを交換した場合は、18番目くらいのステージに該当します。インビザラインのマウスピースは、1枚で0.25mm程度、歯を動かすことができるので、だいたい5mmくらい歯が動いたことになりますね。5mmというとかなりの変化なので、多くの人はマウスピース矯正の効果を実感しやすくなります。歯の傾きが大きい、デコボコの乱ぐい歯のケースでは、歯が1mm動いただけでもマウスピース矯正の効果を実感できることもあります。
▼焦らないことが大切です
マウスピース矯正に限らず、矯正治療は全般的に日々の変化が乏しいです。上述したように、半年や1年単位で大きな変化が見られるものなので、焦らずに続けていくことが重要といえます。毎日鏡をチェックして「今日も変化がない」とネガティブになると、矯正へのモチベーションも低下してしまうためご注意ください。
▼矯正の効果は部位によっても現れ方が違う?
矯正中の人はもうすでに気付いているかもしれませんが、治療の効果は歯列の部位によって異なることが多いです。前歯の傾きはすぐに改善したのに、奥歯がなかなか動かない。左右でも歯の動き方が違う。それは骨の硬さや歯の生え方によって、歯の動かしやすさが違うからです。それはワイヤー矯正でもマウスピース矯正でも同じなので、その点も含めて治療は焦らず進めていくことが大切といえます。
▼まとめ
今回は、マウスピース矯正の効果が出るのはいつからなのかをやまざき歯科医院が解説しました。一般的な症例のマウスピース矯正は、半年程度で目に見えるような効果が現れることでしょう。1~2mmの変化であれば、マウスピース矯正を始めてから1~2ヵ月で実感できるようになります。とはいえ、マウスピース矯正の効果の現れ方には個人差があるため、実際に始めてみなければわからない点も多々あります。