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【インビザラインの通院頻度】矯正中の⽣活について説明
このブログでは、マウスピース矯正「インビザライン」に関するさまざまな情報を提供しています。過去の記事を読んでいただくことで、インビザラインの特徴や費用、治療期間といった基本情報は確認できることかと思います。そこで今回は、インビザラインを始めてからの生活全般について、通院頻度などを中心にわかりやすく解説したいと思います。
▼インビザラインの通院頻度はどのくらい?
一般的なワイヤー矯正は、1ヵ月に1回の頻度で通院する必要があります。通常の歯科治療と比べるとかなり低頻度ではあるものの、毎月必ず通院しなければならないというのは、それなりに大きな負担となりますよね。一方、マウスピース矯正のインビザラインは、2ヵ月に1回くらいの頻度で通院していれば、治療計画通りに矯正を進めていくことが可能です。通院頻度が2ヵ月に1回ということは、1年で6回。インビザラインによる歯の移動に2年かかったとしても、全部で12回だけなので、通院による負担はかなり軽くなります。
▼インビザラインの通院頻度が低いのはなぜ?
昔からある標準的な歯列矯正の「ワイヤー矯正」では1ヵ月に1回の通院が必須となっているのに対し、新しい矯正システムの「インビザライン」はなぜ2ヵ月に1回の通院で治療を進めることができるのか。それは矯正システムに根本的な違いがあるからです。
ワイヤー矯正は、1本1本の歯にブラケットを接着してから歯列全体に金属製のワイヤーを通す矯正法で、装置は完全に固定されます。マルチブラケット装置を着けたり外したりすることができるのは、原則として歯科医師だけです。また、マルチブラケット装置による矯正力は、1ヵ月程度で消費されることから、毎月の通院が必要となっているのです。
一方、マウスピース矯正のインビザラインは、患者さんが自分で着脱・交換する矯正装置ですよね。インビザライン矯正では、治療をスタートした段階でゴールまでのマウスピースが完成していることもあり、定期的に通院して歯型取りなどを行う必要もないのです。ちなみにインビザラインのマウスピースの交換は、1~2週間に1回くらいの頻度で行います。
▼インビザラインで通院する意味は?
インビザライン治療をスタートした段階でもうすでにゴールまでのマウスピースが完成しているのであれば、2ヵ月に1回の通院すら不要に思えますが、実際はそんなことはありません。そもそもインビザラインのマウスピースの装着時間や交換頻度を厳密に守れるとも限りませんし、仮に守れたとしても計画通りに歯が動かないことも多々あるからです。そうした矯正中のトラブルなどを最小に抑えるためにも、2ヵ月に1回の経過観察は必要となります。また、インビザラインの通院では、経過を見るだけなく、必要に応じてアタッチメントを付けたり、ゴムかけを行ったりするなどの処置も実施することから、2ヵ月に1回くらいの頻度は欠かさず実施することが重要といえるのです。
▼まとめ
今回は、マウスピース矯正「インビザライン」の通院頻度について、やまざき歯科医院が解説しました。インビザラインで失敗しないためには、2ヵ月に1回に通院するだけでなく、マウスピースの装着時間や交換頻度までしっかり守る必要があります。そうしたマウスピース矯正中の生活で不安や疑問に感じることがある方は、いつでもお気軽に当院までご相談ください。