よくあるご質問

矯正治療は、一般の歯科治療よりも敷居が高いため、なかなか一歩踏み出せない方も多いことでしょう。費用が高い、治療期間が長いなど、不安な点は多々あるかと思います。けれども、悪い歯並びを放置すると、さまざまなデメリットが生じるため、できるだけ早く矯正医に相談することが大切です。今回はそんな悪い歯並びを放置するリスクをわかりやすく解説します。

 

▼虫歯・歯周病のリスクが上がる

 

悪い歯並びは、歯磨きしにくいです。とくに歯列がデコボコに入り組んだ乱ぐい歯は、磨き残しが多くなります。その結果、細菌が繁殖して虫歯や歯周病のリスクが上昇するのです。

 

▼顎や筋肉の発育を阻害する

 

歯並びの種類にもよりますが、小児期の歯列不正・不正咬合を放置すると、歯だけでなく顎や口腔周囲の筋肉の発育まで阻害されてしまいます。その結果、お口の機能にさまざまな悪影響が及ぶため要注意です。

 

▼歯や顎関節に過剰な負担がかかる

 

悪い歯並びは、かみ合わせにも異常をもたらします。不正咬合によって特定の歯や顎関節に過剰な負担がかかり、歯の破折・摩耗、顎関節症を発症するリスクが高まります。このように、悪い歯並びを放置することは、口元のコンプレックスとなることに加え、お口全体の健康も大きく害することがあるのです。

 

▼まとめ

 

矯正をせずに悪い歯並びを放置すると、患者さまにとってたくさんのデメリットが生じ得ます。そうしたデメリットやリスクを回避するためにも、適切な矯正治療を受けましょう。