よくあるご質問

矯正歯科のホームページを見ると、矯正に成功したケースばかりが掲載されていますが、失敗した例についても詳しく知りたいものですよね。そこで今回は、矯正治療で失敗するリスクについてわかりやすく解説します。

 

▼失敗するリスクは低い？

 

矯正治療で失敗するリスクは、極めて低いです。なぜなら、矯正治療を開始するまでに、精密な検査を実施して、正確な診断を下すからです。治療計画も綿密に練られるものなので、成功への道筋が明確となっています。ですから、矯正が失敗するリスクが高いケースでは、そもそも治療をスタートさせないことが大半です。ただし、それでも矯正治療が失敗することはあります。

 

▼矯正は患者さまの協力が不可欠

 

虫歯治療は、目の前にある虫歯を歯科医師が削り、レジンなどを充填して完了しますが、矯正治療はそう簡単に終わりません。マルチブラケットやマウスピース型矯正装置を数年間、お口に装着しなければならないからです。それらの管理は、主に患者さまご自身が担うこととなるため、協力が得られなければ治療も失敗します。最もわかりすい例は「マウスピースの装着時間を守れない」ケースです。もちろん、稀にではありますが、検査や診断に不備があって矯正が失敗することもあります。

 

▼まとめ

 

このように、適切な矯正医に治療をお願いすれば、矯正が失敗するリスクも極めて低くなります。矯正治療を失敗したくないという人は、精密な診査・診断、治療計画の立案を行ってくれる歯科医師を見つけましょう。