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子どもの歯並びの治療は「矯正歯科」「小児歯科」のどちらを選ぶべき?
子どもの歯並びに異常を感じた場合、できるだけ早く歯医者さんに相談しましょう。子どもの矯正は、適切な時期を逃すと治療で得られる効果も半減してしまいます。ただ、子どもの歯並びの異常は矯正歯科と小児歯科のどちらに相談すべきか迷ってしまいますよね。
▼「小児矯正」に対応している歯医者さんを選ぶ
実は、子どもの歯並びの異常に対応する診療科というのは、厳密には決まっていません。小児矯正なら「矯正歯科」なのでは?と思われるかもしれませんが、成人矯正にしか対応していない歯医者さんも珍しくないのです。また、「小児歯科」を標榜している歯医者さんも小児矯正まで対応しているとは限らないのです。そのため、矯正歯科・小児歯科という看板だけで判断するのは困難といえます。重要なのは「小児矯正」に対応しているかどうかです。
▼矯正歯科なのに小児矯正に対応していない?
矯正歯科を標榜していても、マウスピース型矯正しか対応していない歯医者さんは意外に多いものです。マウスピース型矯正は、治療のシステムが確立されており、ワイヤー矯正や小児矯正ほど高い技術・知識・経験が求められません。そのため、比較的矯正の経験が浅い歯科医師でも治療を行うことができます。小児矯正は極めて専門性が高く、気軽に始められるような治療ではないのです。
▼まとめ
このように、子どもの歯並びの治療は「小児矯正」に対応している歯医者さんを選びましょう。矯正歯科や小児歯科というカテゴリーだけで探すと、適切な歯科医師が見つからないことが多いです。