よくあるご質問

マルチブラケットを用いたワイヤー矯正では、痛みや不快感などを少なからず伴います。痛みの感じ方は人によって大きく異なるため、どれくらい痛くなるかは、実際に治療を始めてみなければわかりません。そして、いざワイヤー矯正を始めて、痛みに我慢できなくなってしまうケースもあります。

 

▼装着直後は痛みが一番強い

 

ワイヤー矯正を開始して、装置を装着した直後は、最も痛みや不快感が強くなります。想像していたよりも痛くて、困惑する方もいらっしゃることでしょう。ただ、矯正装置による痛みは、時間の経過と共に和らいでいきます。我慢できる程度の痛みであれば、慣れるまで様子を見てみましょう。痛みが強すぎて食事もままならない場合は、適切な対処が必要となります。

 

▼装置の調整を行う

 

ワイヤーやブラケットによる刺激が強く、食事ができない、眠れないといった症状が現れている場合は、装置の調整が必要です。想定しているよりも強い矯正力が働いているため、もう少し弱めなければなりません。装置が口腔粘膜に当たって痛い場合も調整によって症状を改善できます。

 

▼慣れるまでには時間がかかる

 

歯列矯正は、顎の骨に埋まっている歯を人為的に動かす行為であり、ある程度の痛みは避けられません。ただ、そうした痛みや不快感は時間の経過とともに慣れていきます。初めて装置を数着した時の痛みはインパクトも強いのでご注意ください。

 

▼まとめ

 

このように、矯正装置を初めて装着して痛みの強さに驚かれている方は、少しだけ経過を見るようにしてください。食事もままならない場合は、早急に矯正歯科を受診して、装置を調整してもらいましょう。