よくあるご質問

矯正治療の検査では、必ず顔写真を撮影します。一般の歯科治療では、レントゲンや口腔内写真の撮影がほとんどですが、矯正治療は少し特殊となっています。今回はそんな矯正治療における顔写真の必要性などについてわかりやすく解説します。

 

▼十分な情報を得るために必要

 

虫歯治療は、虫歯にかかっている歯のみに処置を加えるものです。そのため、軽度の虫歯であれば、口腔内写真はもちろん、レントゲン撮影も不要であることが多いです。一方、歯列矯正は歯並び全体に処置を施す治療です。全体のかみ合わせだけでなく、顎や顔とのバランスも考慮しながら歯を移動させるので、どうしても顔写真も必要になります。

 

▼基本的に写真を他人に見られることはありません

 

矯正治療で撮影した顔写真は、基本的に他人に見られることはありませんのでご安心ください。症例の紹介としてホームページなどに掲載する場合は、必ず事前に患者さまの同意を得ます。また、掲載写真の多くは、口腔内に限定されています。個人が特定できるような写真を無断で掲載、あるいは他人に紹介することはありません。

 

▼まとめ

 

 

このように、矯正治療で精密な診断を下す上では、顔写真が欠かせません。いろいろな角度で撮影することになりますが、治療の精度を高める上で必須の情報です。患者さまの承諾なしに他人が見ることもありませんのでご安心ください。